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【inv32】『フォールンナイトメア』
『フォールンナイトメア』
(2014/02/14)

「無茶を言わないでくださいよ!」
 ひときわ大きな声に周囲の視線が集まる。そしてそこに居るのがかの有名な吸血鬼とわかると野次馬の環は次第に厚くなっていた。
「数時間もすれば敵の先駆けが衛星都市に到着するんですよ!?
 そんな状況で外に出るなんて!」
「危険は承知です。でも私達が遭遇したような怪物が当たり前のように戦列に居るのならば……我々はあれを詳しく知らなければならないんです!」
 そんな野次馬を全く異にも解さず、ただ自身が抱いた危機感を以てヨンは力説する。そんな言葉に管理組合員は返す言葉に窮していた。
「なんのさわぎ?」
 誰もが遠巻きに見守る中、人垣をするすると抜けて黒い少女がヨンの傍らに立った。
「また痴情のもつれ?」
「やめてください。お願いします!」
 なにしろ目の前に居るのは男である。ただでさえ女性関係であらぬうわさが絶えないというのに、男色疑惑まで付いたら目も当てられない。
「英雄色を好むっていうの、どの世界でも変わらないらしいよ?」
「話題を変えましょう! 話題を!
 と言いますか、時間が無いからこそ、早く駆動機を見つけて行動したいのです!」
 と、焦って言葉を重ねるが、アインの言葉に多少頭が冷えた。確かに管理組合員としてはヨンの言葉に安易に賛同できかねるだろう。
 だからヨンは振り返り、周囲の野次馬を見た。
「私は待機し、我々を待ち伏せする特殊な動きをする怪物を見ました。
その個体がどうして北進以外の行動を取ったのか、確認しなければ手遅れになりかねません。
誰か私に足を提供してくれませんか?」
ヨンの言葉に人々はざわめき、視線を交わす。
色々噂は絶えずとも、彼がクロスロードでも名の知れた闘士であることもまた知られた事実だ。なにしろ数多くのヒーローを束ねる男であり、なによりもクロスロードの朗らかな破壊神ことダイアクトー三世と正面切って対峙できる稀な存在である。
だがそうだとしても安易に応じられる要求では無い。それほどに危険なことを彼は要求していた。
「……別に特殊な行動をするのがいても不思議じゃないと思うけど? あんなに居るんだし」
 アインのそっけない言葉にヨンは思わず反駁しようとして、その言葉をぐと呑み込む。
 ヨンの語るのは可能性。そしてアインの言葉もまた可能性だ。
「……仮にヨンさんの言う通りなら、多分狙われて帰ってこれない。
 ……ヨンさんなら帰って来れるかもだけど、他の人は、どう?」
 自惚れるわけではないが、自分でさえかなりの危険を覚悟しなければならない。そんな中、どれほどの人物が同行できるだろうか。
「ザザさんとかが居るなら別だけど、私が同行するくらいじゃ多分しんどい」
「……そうですね。少々気がはやりすぎたのかもしれません」
 最悪でも範囲攻撃を得意とする高位の魔術師あたりが居れば生存率は上がるのかもしれないが、それでも足を壊された瞬間待つのは死である。
 と、その時カンカンカンカンと警鐘の音が鳴り響いた。
「もうきやがったのか?」
 誰かの声にざわめきが広がる。幾人かは壁へと走り、翼ある者は宙に舞って遥か南へ目を凝らす。
「緊急連絡!」
 そんな動きの中、一人の管理組合員が拡声器を使って叫ぶ。
「怪物の行軍停止を確認!」
「……」
 ヨンが険しい顔をするのをアインは横目で盗み見る。その場に残った者達が、先ほどのヨンの主張を思い出して口々に不安交じりの予測をさえずり始めていた。
「第二報! 怪物は約3キロ南で停止。その背後の群れが左右に移動を開始!」
「……衛星都市を避けた? いや、しかし……」
 ヨンがいくつかの球体を宙に放ち、その上を駆け抜け塀の上を目指すのを見て、アインは慌てて後を追った。
 すぐに二人は南の壁に辿りつくと、確かに蠢く群れが一定の距離をあけて停止しており、その背後に広がる動きがあることを見てとる。
「もしかして……砲台の射程距離外ですか?」
「全く届かないと言う事は無いが……攻撃しても良いもんか?」
 ヨンの声のと説く範囲で砲台に収まっていたドワーフが困惑した表情で聞き返す。変に刺激をして取り返しのつかないことになったらというのは過剰な妄想だろうか。
「光の弾丸なら有効範囲だ。相手がどうであれこっちは削り殺すしかない。射撃を開始する!」
 誰かがそう叫び、一撃を放つ。
 それを呼び水として、幾条かの光が怪物へと放たれたが、怪物側の行動に変化は見られない。恐らく傷付き倒れた怪物は居るだろうが、前進してくる様子が無いのだ。
「ヨンさん、これ……?」
 怪物の動きを凝視していたアインがほんの少し震える声で呟く。
「もしかして、ここ、包囲しようとしている?」
「……」
 相手は食事要らずの怪物。こちらにあるのは湧き続ける水のみ。
「……そうでない事を祈りたいですがね」
 まるで広がる不安と象徴するように、遥かかなたの蠢く影はゆっくりと不気味に左右に広がっていた。

◇◆◇◆◇◆

「私が何故大迷宮にとらわれていたか、ですか?」
「そうっス! 何かヒントになるかもしれないっス!」
「……申し訳ありませんが、理由については不明です」
 手繰ろうとした糸をばっさり刈られてトーマは「ぐ」と呻きを上げる。
「推測となりますが、ユグドシラルがフィールドモンスター化された時に、異物として排斥され、巨大アリ地獄としてフィールドモンスター化していた大迷宮に飲まれた結果かと。
 普通の人間であればきっと餓死していたのでしょうね」
「……ユグドシラルはどうしてフィールドモンスターになってたっスか?」
「巨大アリ地獄に飲まれたからです。大半の機能が不全に陥っている中での不意打ちでした」
「じゃあ、同じように大迷宮内に失ったそのエネルギーユニットがあるって事っスね?」
「いいえ。それを失ったのはここではありません」
「なん……だと……!」
 驚愕に震えるトーマにはノーリアクションでエスディオーネはユグドシラルを見上げた。
「どこに、何故、についてはお答えできません。
 管理組合の許可が必要です」
「むむ? 非常時だって言うのにっスか?」
「はい」
 こちらの有利になるかもしれない情報に対し規制を張る理由は何か?
 その疑問を頭に刻みつつ、トーマは次の問いを放つ。
「ならばそっちの元々の世界に行く事は可能っスか?」
「……」
 珍しくエスディオーネは言葉を選び、ややあって短く応じる。
「不可能です」
「定時開放型とかっスか?」
 世界と世界を繋ぐ扉の中には常時繋がりを保たないものも存在する。場合によっては一度開いたきり、二度目が未だに無い世界もあると言う。
「いえ。単純に私達の世界はもう滅んでいます」
「それは……でも、なんで言い淀んだっスか?」
「ある観点からすれば、『我々の世界』は未だ存在するからです」
 矛盾する言葉にトーマが眉根を寄せると、彼女はあっさりと答えを出す。
「我々の世界は創造神によりリセットされたのです。その前に脱出し、別の世界へ移った我々からすれば、世界は滅んだと称するべきでしょう」
「……でもその世界のエネルギーなら使えるのでは?」
「世界をリセットした理由こそがユグドシラルです。それにまつわるモノの多くは改変されている事でしょう」
「むむむむむ」
 彼女の口ぶりからすれば確定事項ではないだろう。ならばワンチャンある可能性は否定できない。が、その可能性は限りなく低いと感じたのも確かだ。
「でもまぁ、国ごとの規格というか、全く別のものとも思えないっスよ。だったら参考になるかもしれないっス」
「……同じメーカーの商品は機構を継承すると言う事ですか。確かにそれは否定できません」
「ふふ。ならば急ぐっス。そろそろ衛星都市が戦闘に入るっスから今日中に行かないと!」
 エスディオーネから聞いた世界コードを頭に叩き込んだトーマは、ただただ己の目的のために驀進する。
「その素直さはどこに行きつくのでしょうね」
 行きすぎて神の手から世界を奪った主を思い、機械仕掛けの女性はほんの少し微笑んだ。

◇◆◇◆◇◆

「まるで遠い事のようです……」
 クロスロードに戻ってきて早数時間。人通りこそいつもより少ないが、街並みに大した変化は無いように思える。
 店は普通に開いているし、住民が朗らかに会話している光景もある。
 唯一目立つのは大型駆動機が南───武装鉄道駅へひっきりなしに向かっては塔に引き返す光景が目に付くくらいか。
 予報が正しければそろそろ衛星都市が戦闘状態に入る。そうなると武装鉄道は衛星都市に近づく事も難しくなっていくだろう。
「私に出来る事なんて、そんなに無いですしね……」
 非戦闘員を自認するチコリは自嘲ではなくただ事実として呟き、遠く南の空を見て、皆の無事を祈る。
「さて、私もやるべきことはやっておきましょうか」
 避難経路の確認や炊き出し、何て事を考えていたのだが、今のクロスロードでそれをやるのはちょっと気がはやりすぎるように思える。なにしろそこらの飲食店は今日も普通に開店中だ。
「え、ええとでは避難経路の確認はしておかないと?」
 とはいえ、実はクロスロードに『避難場所』と言うものは無い。というのも管理組合が製作、貸与している家の強度は見た目よりも遥かに頑丈であるからだ。成竜クラスならば家の屋根に着地可能というのだから推して知るべしである。
「……うーん」
 困った。特にやることが無い。不意に視界を巡らせれば、稀に大荷物を担いで歩く人を見かける。どうやら逃げているのではなく、万が一に備えて食料を買い込んだりしているのだろうが、あれは見てて滑稽だ。同調するにはやや抵抗がある。
「何かあれば管理組合から連絡があるでしょうし……今は普通にしておくべきでしょうか?」
 そんな自問をしつつ歩いていると、やたら目立つ巨体に遭遇した。
「あれ? えっと……確かザザさん?」
 クロスロードでもかなり名の知れるようになった巨漢の戦士は何人かに囲まれながら、何事か指示を飛ばしているようだった。
 不意に興味が湧いて、彼女は巨漢へと近づいてみる。
「交代は4時間ごと。報告は十三地区の酒屋を根城に借りることができたから、そこに頼む」
 どうやら何人かを率いて行動をしているらしい。珍しいなと思いつつ眺めていると、巨躯の男と目があった。
「何か用か?」
「あ、いえ……その……何をしているのかなって」
 焦りながらも問うと、ザザは特段気を悪くする様子も無く
「クロスロード周辺の監視体制を作っただけだ」
 とぶっきらぼうに応じる。
「クロスロードの、ですか? 衛星都市や大迷宮都市でなく?」
「ああ。どうにも今回は厄介なことになりそうだからな」
 『厄介』と言う言葉がどうにも耳に引っかかった。そして少し前にあった出来事を脳裏に浮かべる。
「だからアルカさん、衛星都市に居たのかな?」
「む……? 副組合長がか?」
「え? あ、はい。お手紙届けて来たばかりです」
 チコリの答えにザザはしばし黙し
「今までは砦の管理官を派遣するまでだったはずだ。
 いくら身バレしたとは言え、そう安易にここを空けるとは」
「何かおかしいのですか?」
 意味が理解できないチコリの問いにザザは少しの時間考え。
「おかしい、と言うわけでもないがな。
 管理組合は事実上俺達の親玉。副管理組合長は実質大将だ。それが安易に前線に居るというのは些か道理に伴わないのではないかと思っただけだ」
「でも強い人が前線に居れば安心じゃないです?」
 その意見にも一理ある。ザザは眉根に皺を刻み、ややあって「そういう判断なのかもな」と呟いた。
「ともあれ、俺は俺だ。状況が変わってから考えれば良い」
「はぁ……変わらないと良いですね」
 チコリの言葉にザザは僅かに相好を崩して口元を小さく歪める。
 だが、そうはいかないだろう。
 その言葉を互いに口にはしなかったが、同時に胸に抱いていたのだった。

◇◆◇◆◇◆

「大襲撃、ねぇ」
 最早影も見えなくなった衛星都市の方を眺めながら桜は呟く。
 色々と見聞きして分かった事は自分のような接近職は今回の戦いには余り仕事は無い。と言うことだった。いや、仕事が無い方が幸せだと言うべきか。衛星都市にとってそれは要の壁を越えられたと言う事なのだから。
 無論管理組合が設置している砲台を扱うという仕事もあるため、決して役立たずと言う事は無いのだが、武器を扱う者としての矜持がある者は防衛戦の始まる衛星都市から離脱しているようだ。
「ま、大襲撃以外なら接近職にもしっかり仕事はあるようだし、今回は気楽に立ち回るとするか」
 観光気分を抱きつつ、次の目的地である大迷宮都市を思う。
 巨大な迷宮の一階層を町に改造したという特異な場所。その足元には更に深く迷宮が続いており、どこからか分からないが怪物が湧き出続けているという。多くの来訪者が日々挑み、今は六階層への道を探しているそうだ。
 大迷宮都市での大襲撃の対処法は設置した砲台による射撃攻撃と言う事は大差ない。特筆すべきは周囲にいくつかの地下道が作られており、そこに入り込んだ怪物を戦士職でタコ殴りにするという仕組みが用意されていることか。
「さて、誰かとお近づきになれると良いんだけどな。コネクションは大事だし」
 呟いて車内に戻ろうとした彼は視界の端に違和感を感じ、足を止める。
「……ん?」
 目を凝らせば東の空になにやら黒い靄のような物が見える。
「雲、じゃねえよな。煙かなにか……いや」
 それは物凄い速度でこちらに近づいてきている。
「お、おい。なんかこっち着てるぞ!」
 桜の言葉に声の届く範囲に居た来訪者が訝しげな顔をし、桜の指差す方向を眺めた。
「ん、なんだありゃ……」
「……怪物、か? 羽ばたいているように見えるな」
「いや、しかしなんで東からこっちに向かってくるんだ?」
 『大襲撃』では怪物はひたすら愚直に北を目指す。そんなターミナルのでの常識を無視し、東西をまたぐような移動をしているような怪物の集団に誰もが訝しげ無表情を見せた。
「ん? んん? それだけじゃねえぞ?」
 桜が次に見つけたのは地上の蠢き。十や二十では利かない数の何かが空を舞う何かの下をやはり同じ方向に疾走している。
「……お、おい。迎撃しねえとやばいんじゃねえのか?」
 刀袋に手を掛け、どっちかと言うとわくわくした顔で問う桜に他の乗客は顔を見合わせ、彼我の距離を改めて確認する。
「その気があったら追いつかれる距離だな……」
「だが、無理に攻撃したらこっちに引き寄せかねん……!」
「とにかく列車がやられては全滅必死です!
大迷宮都市近傍まで行けば援軍が期待できますわ!」
 そんな声を聞きながら桜は周囲の来訪者の獲物を確認する。
「あらあら、見事に接近職ばかりだな」
 皆、自分と同じ考えで戦火の近い衛星都市から移動しているのだろう。今になって遠距離職が衛星都市を離れる理由なんて早々無い。
「おい、こっちに気付いたらしい! 来るぞ!」
 黒い靄の一部が急速にそのサイズを拡大し、こちらへ迫ってくるのが見える。武装列車に備え付けられたいくつかの機銃が動き、東側へ銃口を向けた。
「とにかく取りつかせない事を考えろ! 銃撃は空を狙え! 下は乗客で何とかするぞ!」
 獣人の男が低く腹に響く声で叫ぶ。皆は頷いてそれぞれの獲物を抜き始める。
「ある程度距離をとれ、味方を斬るんじゃねえぞ!」
「あと、落ちないでよ! 助ける余裕なんてないんだから!」
 その声を打ち消すように機銃が弾丸を吐き出す。
「なぁ!」
 桜は刀を手にしながら指示を飛ばしていた精霊族らしい女性に声を掛ける。
「なに?」
「あいつら、衛星都市を狙うんじゃないのかよ?」
「知らないわよ。こんな動きをするなんてあたしも聞いたことが無い!」
 あの怪物は明らかに衛星都市を大きく迂回し、しかし北上せずにこの武装鉄道のラインへと移動している。
 愚痴交じりの言葉を吐きながら女性は手に槍を生みだして構えるとすでに四足獣系の怪物がそのディテールが分かるほどに接近していた。
「あいつらの狙い、何だと思う?」
「だから『狙い』がある事がそもそも想定外って言ってるの!」
 まさしく『闇雲に』というのが大襲撃時の怪物の行動だ。
迎撃されようとも、或いは味方に踏みつぶされようとも愚直に北へ、クロスロードへと押し寄せる暴力。それが大襲撃のはずなのだ。
「でも、嫌なことを考えるなら、補給、連絡線の遮断……かしらねっ!」
 飛びかかってきた狼のような怪物に槍を突き出すのに合わせ、桜は下から狼の喉へ刃を当て、一気に斬り上げる。首が飛び、同体はぐしゃりと線路の上に転がった。
「お話は終わりよ! 今は集中なさい!」
「ごもっともで!」
 機銃の掃射でぼとぼととハーピーらしき集団が落ちて行く。それでもかいくぐって列車に近づいた一匹に桜はまだ距離があるにも拘らず刃を奮う。
 放たれたのは桜色の炎。突如目の前に現れた炎弾を避けきれずハーピーは撃墜された。
「遠距離攻撃持ちなら空を優先的にやってくれ!」
「これ、連発すると疲れるんだけど!?」
 獣人の言葉に桜はしまらない顔で応じる。
「列車に回復アイテムはいくらか積んであるはずだ! 無理やりにでも絞り出せ!」
「嫌だ、なんて言ってる場合じゃねえな!」
 大迷宮都市が見えるまであと数十分。巨大列車の上での戦闘という、アクション映画ばりの状態を得て、桜は笑みを浮かべ愛刀を握りしめるのだった。

 大襲撃────その言葉の定義が揺らぐことになる新たな局面の一日目。
 来訪者達は衛星都市と大迷宮都市を結ぶラインを怪物の一団に占拠、遮断されることとなった。
 この状況に対し、どう動くべきか。
 時間は刻一刻と過ぎて行く。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
というわけで始まりました大襲撃。
 そして次回は衛星都市から大迷宮都市間の武装列車での移動は不可能となっています。
 路線を占拠した怪物の総数は予測で三万ほど。
 今まで防壁と防御兵器を頼りに凌いできた来訪者達は新たな選択を迫られることになるでしょう。
 うひひ。
 ではリアクションをお願いします。
 なお、現状3都市の戦力(戦闘能力者の配置人数)はほぼ均等状態のようです。
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