多重交錯世界に名を変えやってくる者は少なくありません。
場合によっては犯罪者などもやってくる事があります。
アドウィック探偵社ではクロスロードでの人探しを専門にしており、その捜査員として探索者を雇う事があります。
地道に足が必要な捜査の場合には探索者を雇う事もあります。
クロスロードの情報を毎朝お届けするデイリーニュース。
但しゴシップや噂記事が絶えず、購読者からは娯楽の一種と見做されています。
「楽しく」をモットーにしているので極端な誹謗中傷が無い事が人気の秘密かもしれません。
編集長の神楽坂・文さんはぽわぽわとしたのんびり屋さんですが、嗅覚はさすがの一言。
色々なことを知っている町一番の情報通です。……多分。
サンロードリバーの傍らにある立派な祭殿です。
冠婚葬祭に用いられる事が多く、特定の宗派に染まらないように「それっぽい」建物となっています。
川を挟んで2つあり、同じ形をしている事から『双子神殿』とも言われています。
責任者は有翼族の女性だそうですが、詳細は不明です。スタッフの多くは司祭経験者だということです。
とらいあんぐるかーぺんたーず
(2009/10/8)
ケイオスエリア、ニュートラルロードから少し離れた所にある工房。
名前から察せられる通り3人で運営しており、割高ですが値段に見合った物を作ると評判です。
但し、よく爆発事故が起こるらしいので付近を歩く時はご注意を。
タイヤをこよなく愛するドワーフ、ドゥゲスト爺さんの店。
一輪車から多目的戦車まで作り上げる豪腕技師。
月に一回、運転講習も行っていますがスパルタで有名です。
真っ白な羽と文字な看板が目印の酒場。
クロスロード成立時から経っている(2年ですが)老舗で、常連客も多いお店です。
店長はフェルシア・フィルファフォーリウさんです。
そこそこの広さがあり、様々な世界の料理に手を出しているため、夕方から夜にかけて盛大に込み合います。
更に特徴的なのは巨大なハムスターと有翼族の幼女がウエイトレス(?)をしている所でしょうか。
昼間は軽食屋兼甘味処として営業しています。
ロックバンド御用達のライブスタジオです。
魔族の男性が経営しているが、入場制限その他はありません。
音楽を愛する事だけが条件です。
夜になると熱狂的なファンが詰め掛け周辺が賑わいを見せます。
ヘヴンズゲートから暫く歩いた所にある大きな建物です。
中には書庫が並んでおり、異世界からの流入物や探索者が見つけた本が詰め込まれています。
まだまだ全許容量の数%しか本がありませんが、すでに数万冊の本がここに納められていると言われます。
閲覧は自由ですが貸し出しは原則禁止。本その物に魔力やギミックが仕掛けられている物については地下の封印書庫に貯蔵されています。
並列して地下には研究施設も備わっており、異世界の技術の応用研究が常に為されています。
本にまつわる妖魔が多数生息して司書を務めているので、化かされないように注意。
本を傷付けたりすると命の補償はしません。
館長は白髭の老人スガワラ氏。司書長は知的な眼鏡の女性サンドラさんです。
運送屋です。本店が管理組合本部傍、支店が5箇所に存在します。
扉から商店までの運送や、郵便の配達等様々な輸送業務を行うお店です。
飛竜や有翼族、天使族等が多く所属しており、空輸もこなします。
討伐遠征が行われる際には物資輸送係も担っており、輸送関係を一手に引き受けていると認識されています。
店長は永遠信教の天使長マルグスロスさんです。
秘密結社 ダイアクトー事務所
(2009/10/8)
看板を出してますが悪の秘密結社です。
日々背筋も凍るような悪いことを考えている組織。……………のはず。
首領である『ダイアクトー三世』はマスクで顔を隠した謎の美少女……との自称だが、見た目は小学校低学年。
迷惑行為っぽいことは確かにやっているのだが、余りにも可愛げがありすぎたりドジって失敗するため、
一種の路上パフォーマンスのような扱いで親しまれています。
主な収入源はグッズ販売(笑
秘密結社の党員は主にダイアクトー三世のファンクラブ会員。『作戦』終了後、彼らが綺麗に後片付けを行っています。
クロスロードと衛星都市を短時間でつなぐために建設された縦断鉄道です。
途中大迷宮を経由するのでそこにも駅が設置されることになりました。
管理組合の管轄物件なので利用に対して費用は不要です。しかし当然怪物に襲われる事もあるため、有事の際には探索者が迎撃を手伝う事は暗黙のルールとなっています。
大荷物を載せたい場合にはエンジェルウィングスが用意した貨物車両が走っているのでエンジェルウィングスに依頼すると良いでしょう。
クロスロードの出発駅はヘブンズゲートにあります。
クロスロードから大迷宮まで約30分、そこから衛星都市まで約30分となります。