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+++ TRPG +++
属性について
(2009/10/30)
2元性質について
『Explorer’s』では2つの属性があります。
《属性A》グループ:『物理』『魔法』『加護』
《属性B》グループ:『火』『水』『風』『土』『聖』『魔』『謎( )』

《属性A》
《属性A》グループの説明です。
物理
物理法則に基づいた力です。剣や銃弾、落下の衝撃などがこれに属します。
科学的に威力を計算できる事から、一部では「科学属性」とも称されます。
魔術
大気中に存在するマナや魔素などの名で呼ばれる不思議物質を操作して生み出す力です。
超能力なども魔法に分類されるようです。
加護
「何か」から借りて行使する力です。精霊術や神聖術はもとより式神や犬神など使役系もこちらに含まれる場合があります。
多少なり意志のある者を媒介する場合、加護属性となるようです。

上記3つは厳密にこうだと分ける必要はありません。
式神にしても使役という意味合い(加護)と純粋な創造(魔法)に分かれる部分があると思います。
上記の説明に沿ったフィーリングで結構です。

《属性B》
属性Bグループは自然を元にした六大属性+謎属性です。
謎はひとまず置いておくとして、六大属性は名称のままの意味となります。
聖と魔については光と闇と称されることもありますが厳密には異なります。
色々な世界が混ざっているので『冷たい炎(炎に見えるけど水属性)』なんてこともご自由にどうぞ。
《属性B》グループは1つの対象に2つまで宿るとされています。

さて《謎属性》は六大属性以外を指します。
はっきり言って自由にどうぞ。
例としては
属性謎:(猫)(炎)(氷)(死)(蟹)……
一文字推奨です(笑
炎と火は違うのかという疑問もあるでしょうが、あえて言います。
違います。
言葉では言い表せない微妙な違いを楽しんだり、こだわりを求めたりするための属性です。
もちろん『ブリザード』を水属性と取るか、謎属性(氷)と取るかは個人の自由です。

属性の相性
《属性A》グループには強弱はありません。
《属性B》グループの六大属性には対抗属性が存在します。
    対抗属性:火⇔水 風⇔土 聖⇔魔
《属性B》グループは1つの対象に2つまで付与されますが、基本的に対抗属性の場合には打ち消しあう性質があります。

属性による防御効果
先に《属性B》の説明をします。
@キャラクターの属性
キャラクター(PC、NPC、怪物など)には《属性B》を予め持っている場合があります。この場合以下の効果があります。
・同属性ダメージに対し【防御点基本】を倍として扱う
・対抗属性ダメージに【防御点基本】を0として扱う


属性Bが火のキャラクターA(【防御点基本】3)が火属性ダメージ5点を受けた場合
同属性なので【防御点基本】を3×2=6として扱い、5−6=−1(0)でノーダメージとなります。
なお、【防御点基本】がマイナスの場合には2倍せず、そのままの数値で計算します。
【防御点基本】−3の場合
5−(−3⇒0)=5点ダメージ
※−3が0扱いになっているのは防御点のルールに記載されている「【防御点】が0以下の場合0として扱う」に基づくものです。
このキャラクターAが水属性ダメージ6点を受けた場合、対抗属性なので【防御基本】を0として扱い、5−0=5(0) で5点ダメージとなります。

A《属性B》が2属性ある場合
キャラクターBは火/魔属性で【防御点基本】3とします。
キャラクターBが火属性ダメージ、あるいは魔属性ダメージを6点受けた場合
@と同等の処理を行います。
従って 5−6=−1(0) でノーダメージです。

このキャラクターが対抗属性である水か聖属性でダメージを受けた場合
やはり@と同じく5−0=5ダメージを受ける事になります。

このキャラクターが火/聖の2属性ダメージを受けた場合
火は同属性、聖は対抗属性となるため、双方打消しとし、【防御点基本】の3を適用し5−3=2ダメージとします。

上記の例に倣い、火/風の2属性ダメージであれば、火の同属性として【防御点基本】を2倍に、土/聖の2属性ダメージであれば聖が対抗属性として【防御点基本】を0として処理します。

B防具の属性 
防具にも属性は付属します。
同じく最大2属性まで付与され、こちらの場合防具の【防御点修正】に効果が適用されます。

キャラクターAが風属性の鎧(【防御点修正】3)を装備するとします。
ここに風属性攻撃8点ダメージが与えられた時、同属性として
8−(【防御点修正】3×2 +【防御点基本】3)=−1(0)としてノーダメージになります。

また土属性攻撃8点ダメージが与えられた時は対抗属性として
8−(【防御点修正】0+【防御点基本】3)=5ダメージを受けます。

キャラクターAが水属性防具(【防御点修正】3)を装備して、水属性攻撃8点を受けた場合には
8−(【防御点修正】3×2 +【防御点基本】0)=2点ダメージとなります。

また、水属性防具(【防御点修正】3)を装備して火/聖攻撃8点を受けた場合には
キャラクターAの基本属性は火/魔なので火は同属性、聖は対抗属性なので効果相殺。従って
8−(【防御点修正】3×2 +【防御点基本】3)=−1(0)でノーダメージとなります。
 
C《属性A》について
《属性A》の価値は主に対『怪物』戦にあります。
『怪物』の中には《防御属性》と《弱点属性》を持つ者があり、それを見抜けないと手痛い目に遭う事でしょう。

D《防御属性》
《防御属性》は《防御属性A(物理)》や《防御属性B(火)》と表現され、この属性の攻撃ダメージを全て0として処理します。

『怪物』Aが《防御属性A(物理)》を持つ場合
物理属性攻撃は例え1000点のダメージでもノーダメージとなります。
これは攻撃の属性Bが何であれ関係ありません。

『怪物』Bが《防御属性B(火)》を持つ場合
火属性攻撃はやはりノーダメージとして処理されます。
しかし火/魔の2属性攻撃の場合には通常の攻撃として処理されます。

E《弱点属性》
弱点は《弱点属性A(加護)》《弱点属性B(水)》のように表記されます。

《弱点属性A(加護)》を持つ『怪物』Cが加護属性攻撃を受けた場合、【防御点】を0として処理します。
これは【防御点基本】【防御点修正】が何点あろうとも関係ありません。

《防御属性A(加護)》《弱点属性B(水)》が 加護/水属性の攻撃を受けた場合
弱点属性で【防御点】は0になりますが、防御属性でダメージそのものが0となるため結果的にダメージは0となります。

F属性の付与
付与技などで武具に属性の付与を行えます。
ただし武具に元々属性が付属している場合、属性付与の効果は無効となります。
※《属性A》が付与されている武具への《属性B》の付与は可能です。

また、技でも属性が付与されます。
火属性武器で風属性の攻撃を行う場合 火/風属性攻撃となります。
以下の点に注意してください。
火属性武器で火属性技(同属性)を使用した場合、火/火ではなく火属性攻撃として扱う
属性武器で水属性技(対抗属性)を使用した場合、火/水ではなく無属性攻撃として扱う。
※技の効果後は元の属性(例題の場合火属性)に戻る。
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